2016年9月2日金曜日

着物と眼鏡【10】キモノメガネの全色紹介とショップ情報



「キモノにも合うメガネ、つくりました。」
「キモノメガネの製作編」

キモノにも合うメガネ最終回、まずは上野淳美さんのカラー監修4色”春夏秋冬”からご紹介!

”朱華(hanezu)”
はねず色とは、白味を帯びた紅色のことです。
古くは、万葉集にも読まれている日本の伝統色です。名前の由来は古くからある物ですが、
個人的に最近、ピンク×ベージュの組み合わせが優しくて好きで提案しました。
眼鏡を初めて掛ける方よりは、2本目、3本目の色として遊びのある色かと思います。



”縹(hanada)”
縹色は、着物でおなじみの藍染めの色名です。
着物に合う眼鏡の提案として藍色は、外せない色です。ですが眼鏡では、藍の濃淡ではなく、
あえて緑味のある鉄色と合わせました。鉄色とは江戸中期から大正にかけて流行した色です。
イメージとしては、普段着(紬など)に合わせて頂いたほうが、しっくりくるかもしれません。




”二藍(futaai)”
二藍とは、源氏物語の中にも出て来ますが、古くから日本人に親しまれた色です。
なので、正確な二藍色というのはありません。ようするに、紫色を作る為に、二つの藍、
藍と呉藍(くれない)を合わせて、紫とした色ですので、色相・濃度に変化が多いです。
こちらの眼鏡の色は、よそ行きから普段着の着物まで幅広く使えると思います。



”紫苑(sionn)”
紫苑色、こちらも奇麗な色の名前です。しおんとは、菊科の花の名前です。紫苑色は
紫紺の根や紫草から作られた色なので、先ほどの二藍とは、同じ紫系の色ですけれど、
色の作り方は違います。こちらも、平安中期頃から親しまれた色です。上品で優しい感じになり
ますので、色無地や江戸小紋など、柔らかいよそ行きの着物に合わせても良いかと思います。



”藍白(aijiro)”
表は、藍のかたものの着物。裏は、薄いピンクの帯締めや帯揚げがちらりと覗くイメージで。
すこしピンクを入れることで肌を綺麗に見せる効果も狙っています。外枠は、薄いグレーの
帯を締める感じで。春夏秋冬の4色にないカラーの着物をイメージして考えました。

ラスト5色目のカラーリング藍白は、じつはわたしたち取扱ショップのみんなで案を出し合い、
コンペ形式で決定したスペシャルカラー。こちらの色のみフロント裏がスキンピンクです。


ショップ仲間が集まったオリジナルプロジェクト、Desire Concept(デザイアコンセプト)は
「こんな形のアイウェアが欲しい、 こんな色のアイウェアが欲しい! 」という想いが原動力。
今回集まった11店と札幌のoteshioギャラリーさまにて各色限定30本(計)販売いたします。
oteshio×Perfect Number×Desire Concept、初のコラボフレームをぜひお試しください!


【SHOP】

北海道 - メガネの三愛
北海道 - Lente
東京都 - 眼鏡工房 久保田
東京都 - opteria Glassias
東京都 - メガネのササガワ
千葉県 - 光琳眼鏡店 ボンベルタ店
埼玉県 - green optical
福井県 - 田中眼鏡
大阪府 - ヤスノリ眼鏡店
大阪府 - 西村眼鏡店 阪大病院前店 

京都府 - 眼鏡屋MuRA







眼鏡屋MuRA

10:00 - 20:00 火曜定休

〒615-8236
京都市西京区山田大吉見町18-2 【MAP】【桂駅からの歩き方
TEL (075)-392-3431

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